半身浴でお腹を温める
半身浴でお腹を温める
下痢がなかなか治まらない時には、食生活の見直しといった体内からのケアと外からのケアが大切になってきます。
下痢を引き起こしてしまう原因には様々なものが挙げられますが、冷えも下痢を誘発させる要因の一つになっており、継続的な半身浴でお腹の調子が改善されることも少なくありません。
半身浴は続けることによって効果を実感できるものなので、「今日お腹を下してしまったから今日だけ半身浴をしてお腹を温めよう」と思っても効果は期待できません。
半身浴は心臓や肺への負担が少なくなるので、体力が落ちている時にも有効的な入浴法で、ぬるめのお湯にじっくりとつかることで体の芯から温かさを実感することができます。
半身浴を行う際、お湯はみぞおちあたりまでにします。夏はぬるめにし、冬は少し熱めにして約20分間ほど優船に浸かります。
湯船に浸かっている間は手持無沙汰に感じることがあるので、足の曲げ伸ばしを行ったり雑誌など持ち込んで楽しく過ごすと20分はあっという間に過ぎてしまいます。だいたいそのぐらいの時間で顔に汗が出てきたように感じられます。
半身浴を続けるといいこと続出!?
半身浴を続けてお腹の芯から温かさを感じられるようになると、下痢を起こしてしまったとしても体力の回復が早くなります。
お腹が温かいと全身を温かい血液がめぐり、胃腸での食べ物の消化・吸収がスムーズに行えるようになります。新陳代謝もアップするので、汗をかかなかった人が汗をかけるようになったり内臓にもお肌にもプラスの影響を及ぼしてくれます。
半身浴を行う際に気を付けたいことは、入浴前後に水分補給を必ず行う、ということです。お腹の弱い人であれば白湯でも常温のお水でも構いませんので、汗をかくことを見込んだ水分補給をしっかりと行ってください。
下痢をした直後は体力が奪われているので、さっとシャワーで体を清潔にし、本調子になってきたら半身浴を再開して体の芯から温めていきましょう。