日本人は下痢になりやすい?
日本人は下痢になりやすい?
下痢は感染症や疾患が原因となってみられる症状です。急性の下痢症状は食あたりや食中毒による細菌やウィルスが原因となって引き起こされるものなので、まれではありますが日常の中で最も遭遇しやすい下痢です。
国内での感染はほとんど見られなくなりましたが、海外の渡航先で下痢の症状を引き起こしてしまった場合には汚染された水や食品が原因となって引き起こされているので、医療機関での適切な処置が施されれば症状は治まっていきます。
近年ではストレス大国日本と言われることもありストレスフルな環境にいると、過敏性腸症候群という病に罹患してしまうこともあります。
下痢の症状があらわれる大腸がんは年々増加傾向にあり、がんで亡くなった女性の臓器別の第一位が大腸になっているほどです。大腸がんの原因は特定できていませんが、食生活の欧米化などが指摘されており、昔からの和食に注目が集まっているのも事実です。
下痢の症状は世界中のあらゆるところでみられますが、大腸がんが増えていることなどを踏まえると日本人は下痢になりやすいのかもしれません。
牛乳を飲むとお腹を下す日本人は多い?
お腹を下す原因に感染症や疾患が考えられないのに下痢を起こしてしまう食品があります。それは牛乳です。
日本人の中にはもともと牛乳に含まれる乳糖という成分を分解する酵素を多く持ち得てない人の割合が多く、牛乳がお腹に合わないという人は少なくありません。特に小さなお子さんで牛乳を飲むのを拒む子がいたら、無理な摂取は控えるようにしましょう。
牛乳にはカルシウムが多く含まれるからといって無理矢理飲ませても、その子の体ではうまく処理が出来ないので無理に飲ませても意味はありません。
他にも日本人に増えているアレルギー反応で下痢を引き起こしてしまうこともあります。アレルギーを起こす原因は食物であることが多いので、アレルギーを起こす食品はなるべく排除していくようにしましょう。